COLUMN

コラム

たこ足配線

2021年8月27日

こんにちは、リフォーム担当:助川です。

先日、とあるオーナー様から【コンセント増設】のご相談を受けました。

『使用する電気機器が多くなってきて、たこ足配線で使用しているが容量オーバーが心配です』との事でした。

電気業者に確認したところ、たこ足配線が危険だと言うのは、定格電力を超過した使い方をした場合との事。
単にたこ足配線にしているコンセントの数が多い・少ないと言う問題ではないようです。
コンセント使用数が少なくても定格電力を超過しているとダメで、逆にそれが多くても定格電力が超過していなければ問題ないと言う事でした。

大切なのは、コンセントの数ではなく、定格電力を超過しないようにたこ足配線側にコンセントを使用する事です。

全ての電気製品を24時間使用するわけではないので、使用する時だけコンセントをさして、使用しない時はコンセントを抜く。

使用する時も定格電力を超過しないように注意する事がポイントのようですね。

メリット

?元のコンセント数が少なくても、複数の電化製品を同時使用する事が可能
?購入額が比較的安い(1000円前後!?)。

?販売している店も多い
?いろいろタイプがある。

 ・雷防止装置付き

 ・たこ足配線側で電気を通す、通さない選択(パイロットランプ)が出来るタイプ

 ・ホコリが差込口に入らないようにするためのシャッター付き

 ・差込口の数が多い、少ない等

デメリット

?定格電力(使用出来る電気の容量)が決まっている。これを超過した使用は出来ない。
 例えば、アイロン+電子レンジ同時使用等、定格電力を超過すると、発火・火災の原因になるから危険です。
 たこ足配線側に指してあるコンセント(電化製品)の定格電力がどれくらいか把握しておく必要があります。
不要なコンセントは抜くようにしましょう。
?ホコリ等が蓄積されやすいため、定期的な掃除が必要です。→火事の危険性が高まります。

コンセントを増設する方法も色々なパターンがあります

既存コンセントから分岐する方法、分電盤から専用線を引く方法…。

配線も天井裏や壁内を配線できるか否か、出来なければ露出配線+カバーで施工するか等々…。

簡単にできそうで出来ないリフォームが電気工事です。

もちろんですが、電気工事をするには【電気工事士】の資格が必要です。

ホームセンター等で簡単に材料は手に入りますが、素人が手を出すにはリスクが高すぎます。

電気容量のご相談・コンセントの増設・その他電気のお困り事は、是非、弊社リフォーム部までご相談ください。