COLUMN

コラム

こんなときは?

2022年10月30日

こんにちは。

リフォーム担当の助川です。

先日、お客様からのご依頼で建具(ドア)の調整をしてきました。

建具(ドア)はドア枠と上下の蝶番でしっかりと固定されているから『メンテナンスはほとんど必要ない』と思われているかもしれません。

でもやはり、経年と共に不具合が出る可能性は大いにあります。

長期間の使用やドア自体の重みによって傾きが生じてしまいます。

そんな時は弊社へご連絡頂ければすぐに駆け付けますが、

実はコツさえ覚えれば、お客様ご自身でも調整可能なんです。

今日はそんな【建具調整のコツ】を教えちゃいます?

準備するもの…

なんと、ドライバー 1本です。

ほとんどのご家庭にはあるのではないでしょうか。

こちらの写真のドライバーは、助川の私物です。

少々、年季が入っておりますが、この業界に入ってからの20年来の相棒です。

調整方法

ドアを閉めた状態で、少し離れた位置から隙間・傾きを確認します。

ドアが前後・左右どちらの方向に傾いているか、また上下方向も併せてチェックします。

隙間・傾きが確認出来ましたら、

?固定ネジをゆるめます。

?調整ネジで『前後』『左右』を調整します。

?開閉して隙間・傾きを確認する。

?隙間・傾きが解消されたら、最後に固定ネジをしっかりと締め直す。

※少しずつ調整を行い、?~?を繰り返しましょう。


こちらの蝶番はダイケン工業さんのドアに付いている蝶番です。

こちらの蝶番で『前後』『左右』『上下』の調整が出来る優れものです。

『調整蝶番』や『3D蝶番』なんて呼ばれていますよ。

他にも、LIXIL・Panasonic・ウッドワン・ノダ等…

多くの建材メーカーさんから様々な建具(ドア)が発売されております。

各メーカーによってビス配置などの多少の違いはありますが、仕組みはほぼ同じですので、ご参考にしてみてください。

調整の際には下記の点に注意してくださいね。

*サイズの合ったプラスドライバーを使用する。

*調整ネジは一度にたくさん回さないでください。回しすぎるとかえって調整が難しくなります。

*調整ネジは決して外さないでください。ドアが外れる場合があります。

*脚立などを利用して調整ネジと同じ高さで作業するときちんと力が伝わり、調整ネジのネジ山をつぶさずに作業することが出来ます。

*脚立使用の場合は転落等にご注意ください。


簡単にお伝えしましたが、

『やっぱり自分じゃ出来ない…』という方は、遠慮なく弊社までご連絡下さい。

アフターメンテナンス担当が駆けつけます??

今後も少しずつ建物のメンテナンスについてお知らせしていきたいと考えております。

それではまた…。