COLUMN

コラム

こんなときは?

2023年1月15日

こんにちは。

リフォーム担当の助川です。

本年も宜しくお願い致します。

昨年末、お客様宅の建具(引戸)の調整をしてきました。

引戸が開閉時に重くなって動きにくくなった…との事。

前回はドアの調整方法をお伝えしましたが、引戸も同様、長期間の使用によって傾きが生じてしまいます。

こちらも、コツさえ覚えれば、お客様ご自身でも調整可能なんです。

今回も【建具調整のコツ】を教えちゃいます‼


準備するもの…

前回同様、プラスドライバー 1本 です。

チェック項目

まずは、レールや戸車にゴミなどが詰まっている可能性がありますので、レールや戸車の清掃をしましょう。

1.レールの清掃

レールの溝にゴミが溜まりますと、引戸の滑らかな走行の妨げとなります。

ゴミが溜まったままですと、故障の原因になりますので、掃除機などでこまめに掃除してください。

2.戸車の清掃

①引戸本体の両端をもって上に持ち上げてください。

②下側を手前に引き、引戸下の戸車を外してください。

雑巾や使い古しの歯ブラシ等でゴミを除去しましょう。

調整方法

引戸を閉めた状態で、少し離れた位置から縦枠との隙間・傾きを確認します。

引戸本体の戸車は2次元調整戸車となっていますので、上下を調整します。

こちらの戸車はLIXILさんの引戸に付いている蝶番です。

こちらの戸車で『上下』『左右』の調整が出来る優れものです。

他にも、ダイケン・Panasonic・ウッドワン・ノダ等…各メーカー共、仕組みはほぼ同じですので、ご参考にしてみてください。


注意事項

*サイズの合ったプラスドライバーを使用する。

*調整ネジは一度にたくさん回さないでください。回しすぎるとかえって調整が難しくなります。

*引戸本体の取外しを行う際、引戸本体が倒れる恐れがありますので、周りを確認した上で出来れば2人以上で行ってください。


今回も簡単にお伝えしましたが、『やっぱり自分じゃ出来ない…』という方は、遠慮なく弊社までご連絡下さい。

アフターメンテナンス担当が駆けつけます‼

今後も少しずつ建物のメンテナンスについてお知らせしていきますので、お楽しみに。

それではまた…。